Diary

難しい


今週に入ってから、急に熱を出して医務室でお家の方のお迎えを待つ子どもたちが増えてきました。毎年この季節になると必ずインフルエンザなどの感染症が発生し、お休みする子どもたちが大勢になることもしばしば。保育所の場合、保護者の方々はお仕事をなさっているため、急にお迎えをしなければならなくなったり、感染症のため出席停止となったりした場合、仕事を中断して迎えにきて頂いたり数日間お休みしなければならなくなります。年末となるとどのような業種でも忙しく、簡単に時間をつくることは難しいことでしょう。そのため、お子さんが少々調子が悪くても登園せざるを得ないことが、場合によっては益々体調を悪化させ、しかもお友だちに感染してしまうことにもつながります。その様なことがないように、お子さんの体調が思わしくないと思った時には無理をさせないことと、そして十分な栄養と睡眠をとることが大切かと思います。
 さて、明日12月4日は東日本大震災から1000日目ということになります。あの辛い日から二度目の年末を迎えようとしているにも関わらず、津波で全てを失い、仮設住宅でくらしている方々、また、住み慣れた家があるにも関わらず放射線による影響で帰宅したくても帰宅すらできない方々、そして未だに行方不明の方々が大勢いらっしゃることに複雑な思いを抱きます。クリスマスの時には、そんな方々のことを特に覚え、祈り、小さなことでもいいので自分たちができることを形にできたらと思います。しかし、自分にはいったい何ができるでしょう…。
2013年12月03日(火) No.1187 (園長日記)

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