保育日記

無謀と思っても

今週は気温が上がらないという週間天気でしたが、その中でも今日は寒いとの予報。そんな今日4・5歳児の遠足の予定が入っていたため、どうなるか心配していたのですが、次第に日が射し昨日のように風が吹くこともなかったため日の当たっているところは暖かさを感じられました。そこで、少々無謀と思えるところもありましたが、予定通り4歳児は近所の中島公園へ、5歳児は船岡城址公園まで歩いて遠足に出掛けました。二日後の日曜日からクリスマスを迎えるための準備期間であるアドベントに入るため、先生たちは保育園でクリスマスに向けた取り組みをしたいという気持ちもあったかと思いますが、子どもたちは普段持ってくることのないお弁当や飲み物を持ってくることが出来るのが嬉しくて仕方がないらしく朝からハイテンションでした。残念なことに僕はどちらの遠足にも行くことは出来なかったため、4歳児の子どもたちの様子を見ることも、5歳児の子どもたちが公園からの帰る時、船岡駅から大河原駅まで乗った電車で子どもたちがどんな様子だったか見ることができなかったことが心残りでなりません。
　さて、来週から12月となります。師走というだけに先生たちにとって、いつも以上に忙しい毎日がやってくることでしょう。と、のんびりした事など言っている暇がないほど僕も忙しい日々が続きそうですが、忙しい中にも、心にゆとりを持ち、子どもたちと一緒にクリスマスを迎えたいと思います。

※今朝、園庭で遊び始めた子どもたちが、昨日、焼いもをした場所に残っていた焚き火の匂いに気付き「えんちょうせんせい、けむりのにおいするね」と話し掛けてくれました。“焼きいもの匂い”とか“焦げ臭い”と言うのではなく、地面から伝わる見ることの出来ない匂いを“けむりの匂い”と表現することに、子どもたちが詩人であることを再認識させられました。

2013年11月29日（金） No.1185 (園長日記)

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