Diary

マイバッグを手に


昨日の風で園庭や駐車場は沢山の落ち葉で覆われてしまっています。しかし、この落ち葉は子どもたちにとっては宝物で、制作物に変わり保育室に飾られたり園庭でごっこ遊びの材料に使われたりしています。そして、4歳児A組の子どもたちは焼き芋をするためにマイバッグ(スーパーの袋)を手に園庭をあちこち歩き回り一生懸命に落ち葉を拾い集めていました。しかも、普段は手押し車や三輪車といった遊具で遊ぶことの多い男の子たちが目を輝かせ「ねえ、園長先生、どこに落ち場落ちてる?」と聞いてくるではありませんか。世の常というわけではないのでしょうが、一般的に女性は“いも・くり・かぼちゃ”が大好きというイメージがあるのですが、保育園児においてはそんなイメージは全く通用せず、男の子でも“いも・くり・かぼちゃ”は美味しいもの以外にはないようです。そんな子どもたちと一緒に落ち葉集めをしていた担任のN先生が「S君だけは落ち葉でなく小枝を拾っていたんです」笑いながら教えてくれたのですが、考えてみれば落ち葉だけで焼き焼く(焼芋を作る)となると結構な量が必要になります。そんなことを考えてS君は枝を拾い集めていたのかも知れません。何れにしろ、自分たちの園庭に落ちる落ち葉を拾い集めその落ち葉を使い園庭で焼き芋を焼ける環境は子どもたちの楽園であることを再確認しました。それにしても子どもたちが落ち葉を拾うとあっという間に無くなります。こんなことなら毎日落ちる落ち葉を掃き掃除をする際、「子どもたちに手伝ってもらえばあっという間に片付くことは間違いないだろうから手伝ってもらおうかなあ。」といういけない思いが頭をよぎりるのですが、体力維持と運動不足解消のためにも自分でやらなければ…。
2013年11月08日(金) No.1168 (園長日記)

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