Diary

食欲不振は自然の摂理!?


夏の暑い日でも食欲が衰えることのなかった、いや、それどころか食欲旺盛だったカメがここ数日食欲がありません。原因は至極簡単、このところ朝夕めっきり冷え込むようになったことと、日中気温が上がらなくなったということです。先週までは夏ほどではありませんが、いつものようにたらいに餌を入れてあげると夢中で食べたのですが、今朝は目の前に餌が浮かんでいるにも関わらず、見向きのしないのです。ということは、そろそろ“冬眠”の準備を始めなければならないということになります。幸いなことに冬眠をさせるのに必要な落ち葉は、毎朝掃いても掃いてもなくならないほど落ちてくるので足りなくて困ることはありません。落ち葉や土を掛けてあげてもすぐには眠らない可能性大ですが、来週、興味のありそうな子どもたちを誘って冬眠させてあげたいと思います。
 さて、カメだけではなく子どもも大人も寒さを覚えるようになってきたので、事務のKさんに暖炉の使い方等を伝授すべく、子どもたちが昼寝をしている時間にしばらく振りに暖炉に火を入れてみました。空気が乾燥しているからなのか、某先生が着火した時のように煙が立ち上ることなくあっという間に火がつき今年も柔らかな炎と共に柔らかい暖かさがランチルームに広がりました。これから使用頻度が必然的に高まるので火事や火傷にはくれぐれも気を付けなければ…。そうそう、驚いたことに、昨年の今日、同じように暖炉に火を入れカメの冬眠をさせていたことに気付きました。自然(生き物)のサイクルは一定であり、人間の力では変えることができないとことであることを実感させられました。
2013年10月24日(木) No.1157 (園長日記)

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