Diary

責任重大


仕事とはいえ今日も保育園を離れ、仙台で開催された宮城県社会福祉経営者協議会の研修会に参加しました。研修テーマは「社会福祉法人会計基準改正セミナー」、「消費税率の引き上げと対応策について」、そして「社会保障制度改革国民会議 〜最終報告書から見える今後50年後の社会福祉の姿と、これからの政策解説セミナー〜」でした。ご存知の通り、社会福祉施設とは医療施設や老人施設、障害者施設、保育所と様々ですが、人材育成、研修制度、人事考課、キャリアパス、給与制度、リスクマネジメントなど、総合力の向上が必要であることは全て共通しているというのです。そして、働きたいと思う法人とは「将来が見える」「自分を高めることができる」だと教えていただきました。そのためには、「戦略的人事考課制度」(法人としての方針、働き方の指針、業務手順)等を確立しなければならないことを知ることも出来ました。
 昨日の園長日記にも書いた通り、今後日本は確実に子どもの数が減ることとなる一方で今まで以上にお年寄りの数が増えるため医療施設や老人施設は必要となることでしょう。子どもの数が減った時間違いなく必要なくなる、表現は適切でないと思いますが(淘汰されてしまう)保育所が出てくることもは明らかです。そうなった時、淘汰されるような法人(保育所)では働いてくれている職員も不安になるでしょうし、それ以前に働きたいと思ってもらうことすらないこと明らかです。そうならないように、改めて社会の変化や保護者のニーズなどをしっかりと見据えた成長戦略を立てて運営に関わらなければならない立場であることを思い知らされました。
2013年10月17日(木) No.1151 (園長日記)

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