Diary

贅沢なこと


過去10年間で最大級の台風ということで昨日から警戒していた台風26号でしたが、JRや航空など様々な交通機関に乱れを生じさせたものの、保育園は全く被害もなくいつも通りの保育をすることが出来ました。とは言っても191名の在籍中、84名の子どもたちが欠席(12名は病欠)となりました。台風が来なければ、本日、大河原小学校では就学児健診が予定されていたので5歳児の保護者の中には既に休みを取られていた方がいらっしゃったことも84名という欠席者数につながったのかと思いますが、考えてみれば84名の子どもたちがお休みするということは凄いことであり、旧園舎で保育をしていた時代であれば、84名の欠席者数はほぼ全員の子どもたち欠席したことに匹敵することになるわけで、そんなことからも200名定員・在籍数が現在191名ということは、いかに園児が多いかということを再確認させられました。
 ところで、再確認といえば現在の園舎がいかに安全・安心な建物かということ、旧園舎であれば今日のような強風や豪雨であればかなりの音がしたのですが、今ではサッシを締め切っていればほとんど音が気にならず雨が降っていることすら分からないことがあるのです。こんな保育園で107名の子どもたちが過ごした今日、それはとても贅沢なことであることも再確認でした。出生率が今後も増えない場合、数十年後には広い園庭、広い園舎を常に少ない人数で使うなんてこともあり得ること。それが良いことなのかどうか?は別にして、本音を言えば、数十年後でなく、今すぐにでも、あの環境を84名の子どもたちで使えたら最高なのですが…。
2013年10月16日(水) No.1150 (園長日記)

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