Diary

できるが故


午後のおやつを食べ終え、降園前の集まりをする夕方4時頃でしょうか、3歳児H組の保育室からM先生の弾く素晴らしいピアノの音色が毎日職員室に響いて来ます。要領が悪く何かと忙しく必死に仕事をしている僕にとって、そのピアノの音色に癒され、心がホッとさせられます。ところが、最近M先生の弾くあるこどもさんびかのメロディーが他のクラスと違って三度上の音を弾いていることが気になっていました。この曲は今週末の遊ぼう会の時に歌うことになっているので、M先生のクラスはあえてメロディーではないパートを毎日歌っているのだと思っていました。そこで今日M先生に「ねえM先生、職員室に毎日さんびかが聞こえてくるんだけど、遊ぼう会の時、二部に分かれて歌うの?あの曲は下の音がメロディーなんだけど。」と話すと「えっ、そうなんですか!?何だか変だと思っていたんですけど(>_<)」と返事が返ってきたのです。よほど難しくない限りほとんどの曲を初見で弾けるM先生ができるが故の単純ミスだったようですが、恐らくH組の子どもたちはメロディーだろうと、メロディーの三度上の音であろうと上手に歌うことができることと思います。M先生のように上手にピアノが弾けたならばさぞかし楽しいだろうなあ。そう思いつつも僕はピアノの練習をすることは…。こうしてみると、僕には特技がないことを痛感させられます。
 さて、早いもので明日から10月となります。9月は県外に出掛けることがあったり、連休があったりであっという間に過ぎてしまった気がします。ところが、10月も遊ぼう会があったり県外での宿泊研修があったりするのであっという間に過ぎてしまいそうな気がします。だからこそ充実した1ヵ月を過ごせるように努力しなければ…。
2013年09月30日(月) No.1135 (園長日記)

No. PASS