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いいね


世の中インターネットが普及し、買い物に出掛けることなくして商品を買い求めることができたり、海外とメールのやり取りができたりととても便利な世の中になりました。スマホ(スマートフォン)はここ1〜2年の間に一気に普及し、高校生の所有率もすでに4割近くに達したと聞きます。そして様々なアプリが普及し(流行り)昔ならば眠くてぐずる子どもを子どもを寝かすために母親が歌ってあげた子守り歌をアプリで代用するという方が増えているというのですからとても複雑です。一方「フ○イ○ブ○ク、ツ○ッ○ー、ミ○シ○、モ○ゲ○、グ○ーといったさまざまなソーシャルネットワークが進歩し「いいね」とネット上では多くのつながりを持っていても孤立を感じていたりツイッターの書き込みに傷ついたりする人がいるのも事実。現代はインターネットが当たり前にある社会ですが、自分なりのネットとの向き合い方や人間関係の作り方を改めて考え直す必要があるのでしょう。
 さて、このようなデジタルの時代にありながら保育園では時代に逆行するかのように様々なアナログな生活を子どもたちに経験させてあげるようにしています。その一つが5歳児N組のB君と2歳児U組のYちゃんのおじいちゃんのご厚意で経験させて頂いた田植え。そして実り(収穫)の秋を迎えた田んぼで、今日子どもたちは稲刈り鎌を手に稲刈りの体験をさせて頂きました。しかも子どもたちが誤って手や指などを切ることのないようにとB君のおじいちゃんだけでなく、田んぼの先生(農家の仲間)もお手伝いに来て下さり貴重な経験をさせて頂きました。この貴重な体験はデジタルの「いいね」でなくアナログの「稲〜ね」な時間でした。B君のおじいちゃんおばあちゃん、そして田んぼの先生方本当にありがとうございました。
2013年09月12日(木) No.1123 (園長日記)

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