Diary

TOKYO


昨日8日、国際オリンピック委員会は2020年の夏期オリンピックの開催地に東京を選びました。東京での開催は1964年以来、56年ぶり二度目。この嬉しい知らせに日本国中の人々が歓喜に湧き、7年も先のことに大騒ぎ!僕がこのニュースを知ったのは、昨日の朝5時30分ころ何気なく付けたNHKのニュースでした。本当は講演資料(映像データ)の再確認(最終確認)をしたくて起きたのですが、ニュースを伝える方々の喜びのあまり興奮した姿についつい引き込まれ、本来の目的を忘れてしまいそうになりました。1964年に東京オリンピックが開催されたその年、東海道新幹線が開通するなど目覚しい発展を続けてきた日本。2020年の東京オリンピックの時には今以上に様々な技術が進み地球に優しいオリンピックとなることでしょう。場合によっては東海道新幹線の代わりにリニアモーターカーが走っている何てことがあるのかも知れません。こんな風に今から夢と想像が膨らみ、楽しみで仕方がありません。何としても7年後の東京オリンピックをこの目で見ることができるように祈りたいと思います。
 さて、今日はそんなオリンピックの招致が実現した東京(御茶ノ水)で開催された、キリスト教保育連盟の総会に出席してきました。オリンピック招致が実現し映し出された興奮覚めやらぬニュース映像のような賑やかさは街のどこにも見られず至って通常通り。何となく拍子抜けといった感は否めませんでした。午前中は、東京大学名誉教授であり、現在白鴎大学の学長である汐見先生の講演をお聞きしました。皆さん新聞報道等でご存知かと思いますが、今、保育界は保育料の無償化や認定子ども園に関すること、そしてそれに伴う保育者の資格の問題等々大きな変化の時代を迎えようとしているのです。それは何が原因なのかといったことを、保育の歴史を振り返りながら伝えて下さったのですが、OECDに加盟する国の中で日本がいかに保育に関して遅れているかを再認識させて頂きました。こんな素晴らしい内容の充実したお話しは代議員と理事といった限られた者だけでなく、是非先生たちにも聞いてもらいたいものでした。自分なりに復習して先生たちに伝えなければ…。
2013年09月09日(月) No.1119 (園長日記)

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