Diary

いらっしゃいませ!


今日は県南の2市7町の保育所(園)の所(園)長の研修会がありました。その研修の目的の一つが我が園の見学でした。1年3ヶ月前に行われた落成式の際にもいらして下さった先生方も参加して下さいましたが、初めてお見えになった先生にとっては全てのことが気になるらしく興味深々で、保護者の方々でさえ見たことのないであろうありとあらゆるところをご覧になり写真を撮っていました。同じ保育に関わる方々は保護者の方とはまた違った角度から鋭い視点で保育を観察なさるので園長も保育をしている見られる側の保育者もドキドキものなのです。ところが、そんな園長や先生たちのドキドキを解消してくれるのが子どもたちです。時間をかけ大勢の先生が保育室を覗きこみながら子どもたちにあれこれ話し掛けて下さるのですが、5歳児M組の前を通りかかった時、子どもたちが手作りした貴重な“梅ジュース”を大勢のお客様にご馳走してくれたのです。中には“ごっこ遊び”の延長だと思っていた先生もいたため、まごころ急便の帽子を被った子どもたちが本物の梅ジュースを運んできてくれたことに驚き「えっ!色水遊びの延長だと思っていたのに本当だったの?うれし〜い」と手作りの貴重な梅ジュースを味わい、飲み終えると紙コップまで回収してくれることに感激なさっていました。そんな子どもたちに助けられ、見学後は第二光の子保育園に場所を移し、園舎の移転に関することを大先輩の先生方を前に約一時間お話しさせて頂きました。案の定、幾つかの鋭い質問が投げかけられましたが、多くの先生が環境の素晴らしさを感じ、また第一光の子保育園の保育方針に理解を示して下さったことに安堵しました。こんな風に同じ立場の方々にいらして頂くことは自分たちの保育を見直すいい機会であり、いい緊張感を与えて頂くことであり、それが保育の質の向上へつながるのだと思います。次回見学にいらして頂くことがあれば、今回以上の保育園の成長をご覧頂きたいと思います。
2013年09月05日(木) No.1117 (園長日記)

No. PASS