Diary

夏の終わり


今日は8月31日。ということは当然のことながら明日から9月となるわけです。僕の気持ちとしては、いくら日中30℃を越える暑い日があっても9月イコール“秋”であり、心の中では残念で仕方がないのですが今日をもって今年の夏は終わりということになります。そして朝夕は涼しくなり日中も湿度が少なくなり過ごしやすくなったことに喜びを感じるものの日に日に日が短くなっていることを実感すると毎年もの悲しくなります。この夏が終わる時期になると夏の終わりを告げるいくつかの曲が思い浮かびます。その中の一曲がミ○チ○の“♪君といた夏”という曲ですが、それ以上にメロディーと詩に心を打たれるのが、森○直○朗の“♪夏の終わり”という曲です。彼はこれまで様々なヒット曲を生み出し、ある曲は、その歌詞について世間を巻き込んだ議論を起こしました。最近は活字離れが進み、本や新聞を読む若者が減り、そのためなのかしっかりとした文章を書くことができない若者が増えているのに、彼は若くして最近使うことがほとんどない美しい日本語を使った情景を思い浮かべさせる歌詞と、その歌詞を生かすメロディーを作っていることにただただ驚かされます。そして何より、ファルセットを生かした歌声・歌唱力にも魅力を感じます。
 さて、話は変わりますが日本人男性の平均寿命は約80歳です。この人生80年を日本の四季で例えると0歳〜20歳は“春”21歳〜40歳は“夏”41歳から60歳は“秋”、61歳から80歳が“冬”と言えると思います。そう考えると僕は、とうの昔に“秋”。しっかりと晩秋と冬を過ごせるように努力しなければ…。でも本音を言えば常夏のハワイのようにとは言わないまでも、夏は長く続いて欲しいものです。
2013年08月31日(土) No.1111 (園長日記)

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