Diary

今日のあれこれ #3 バス


今日は書かなければならない(書きたい)ことが沢山あったにも関わらず、書くのを忘れたことに気付き、思い出しては書くことになり、遂に#3になってしまいました。その一つ目、それは、聖愛保育園の子どもたちを待ち続けていた子どもたちが、バスが到着し降りてくる子どもたちを出迎えている時のことです。4歳児A組のk君かY君が「いらっしゃい」ではなく「おかえり〜!」と言って迎え入れてくれたのです。4月に来てくれた時に一緒に遊び、帰る際、「またきてね!」そんな約束をしていたからなのかとても自然な一言に胸を打たれました。そして、反対にバスで原町に帰る子どもたちが窓越しに「またくるね」と手を振ってくれていたのです。子どもたちのこんなふれあいが心を豊かにし、成長させてくれるのだと実感させられます。そして、二つ目、それは大きな観光バスでやってくるということもあり、保育園のバスを定位置ではない場所に移動したのですが、僕を見るたび「園長先生バスに乗せて」と言ってくれる子どもたちがいることが頭をよぎりました。そこで、ただ移動するだけではなく、3歳児H組の子どもたちを乗せて近くのトンネルをくぐって戻って来るというバスでの散歩を楽しみました。たった10分程度の時間でしたが、結構喜んでくれた様子ですので、次はもう少し遠くまで出掛けてあげたいと思います。そして三つ目。それは、聖愛の子どもたちを見送った後、保育園のバスを定位置に戻すことが必要だったのですが、その時も、見送りにでてくれた5歳児クラスの子どもたちがバスに乗りたがっていたので、本当なら昼寝をしなければならない時間でしたが、入院手術を終え自宅療養をなさっているM先生のご自宅に向けてバスのハンドルを切りました。そしてご自宅の庭の所にバスを止め「Mせんせ〜」と叫んでみたのです。すると子どもたちの声がしっかり届いたらしくM先生が家の中から手を振ってくれたのです。突然の訪問に驚かれたようですが、子どもたちからの「早く元気になってね〜」の声が大きな力になってくれていることを祈ります。「今度は聖愛保育園に行きたい」という子どもたちの声が聞かれました。様々なハードルはありますが、別な園に行く事は子どもたちにも先生たちにとっても良いことが沢山あります。無い智恵を絞ってあれこれ考えてみたいと思います。
2013年08月22日(木) No.1101 (園長日記)

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