Diary

整理整頓


子どもたちが外あそびで使う様々な玩具の中でも砂遊びの道具は色も形様々です。そのため、分別して片付けをするためには入れ物も数種類必要になりますが、きちんと分別して片付けても数日するとめちゃくちゃになってしまっています。しかも、中には砂まみれのまま片付けられるため、水飲み場の辺りが砂場のようになってしまうことが日常茶飯事。そこで、今日は水飲み場の周辺の掃除と玩具を片付けるカゴの整理をすることにしました。そこに絶対に「何してるの?」と聞いてくるであろう5歳児N組のSちゃんが走って僕のところにやって来たのです。すると案の定「園長先生何してるの?」と聞いてくるではありませんか。そこで「あのね、ここ汚れているから片付けしようと思ってたんだけどSちゃん手伝ってくれない?」と聞いてみると、これまた予想通り「うん!いいよ!」と返事が返ってきたのです。その後は僕が並べたカゴにSちゃんが黙々と分別を始め、その姿を見た仲間達が次々と加わりめちゃくちゃだった玩具がきれいに整理整頓されました。
 こんな風に自分の服が汚れることなど意に介さず、保育園のみんなのために夢中になって片付けをしてくれたSちゃんに感謝すると共に、きれいに片付いたこの状態が特別でなく常であること、もし、それがすぐにできなかったとしても一日でもきれいな状態が長く続くことを期待したいと思います。そのためにはきっとまたSちゃんの力を借りることとなるのでしょう…。
 話は一転しますが、タイヤの畑で育てられていた“オクラ”がこのところ凄い勢いで育っていて子どもたちが喜んで収穫しています。どのように食するのかと思って聞いてみたら「えっ!?食べないよ!ペタペタはんこに使うの!」と返事が返ってきました。あんなに立派に育ったのですから間違いなく食べるのだと思っていたのですが食べずに星形のスタンプに使うとは…。一つぐらいは是非食べてみてもらいたいものです。
2013年08月21日(水) No.1098 (園長日記)

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