Diary

夏だから


普段、先生たちの服装や髪型などの変化を観察することはありませんが、朝からE先生の何かがいつもと違った気がして仕方がなかったのです。その原因は一体なんだろうと考えていたところあることに気が付きました。いつもはどちらかというと落ち着いた(暗めの色の)服を着ている印象の1歳児U組のE先生が今日は鮮やかな黄色のTシャツを着ているではありませんか。そうだ、これだ!とピンときた僕は、早速職員室にやって来たE先生に「ねえ、今日のシャツの色、いつもと違うんじゃない?」と思い切って聞いてみました。すると、少々照れた様子で「そうなんです。いつもは暗い色を着ることが多いんですが、恥ずかしいんですが今日はこれにしてみたんです。」と教えてくれたのです。そこで「でもどうして?」と聞くと「夏ですから…!」と嬉しそうに返事をしてくれました。「似合ってる!似合ってる!変じゃないよ」との声に「そうですか?ありがとうございます」と返事が返ってきましたが、いつもと違う色合い、それがとても良かったと思いました。僕の場合E先生と正反対で地味な色の服はあまり着ることはなく、ご存知の通り、そんな服どこで売っているの?と思うような服を着ることが多いので、E先生の決断にはかなり勇気があったことが理解できます。一方、近年の職場では、ちょっとした質問がセクハラだと訴えられることもあるので、質問をする僕は質問しても良いものなのかかなり躊躇しました。しかし、今日のところは「訴えてやる!」と言われていませんし、訴訟という雰囲気はありませんので、大丈夫だと思いますが如何なものでしょうか。たまに、僕が地味〜な格好して見ようかな?
2013年08月09日(金) No.1093 (園長日記)

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