Diary

そんなに不思議!?


今日は事務のKさんがお休みでした。そのため、いつもはKさんが掃除してくれているところの掃除をしようと思い、いつもより早めに外の掃除を終え、下駄箱や階段、1階ロビーなどを掃除機で掃除をしていると、お子さんを送って来てくださった多くのお母様が不思議そうに、または、ニヤニヤしながら僕を見るではありませんか。それだけではありません、「園長先生ってお掃除もなさるんですか?」とか「園長先生、自ら掃除なんてすごいですね」とか「どうなさったんですか?」と声を掛けてくださるのです。Kさんが休みということが掃除をする一番の理由ではあったのですが、数日前に動かなくなったMede in Germanyの掃除機の原因・様子も確認したかったこともあったのです。掃除機が動かなければ丁寧にモップ掛けをする事を覚悟していたのですが、不思議なこと(嬉しいことに)に動くではありませんか(^^)。そんなこともあり順調に掃除をしていたのですが、しばらくするとT先生が出勤してきてくれて「園長先生おはようございます!昨日、Kさんから掃除をお願いされていたので代わります」と言ってくれるのです。しかし、掃除機のお陰もあり、掃除が粗方終わっていたので、せっかくのお申し出はお断りしたのですが、Kさんも、T先生も園長が掃除をする事に抵抗を感じたり申し訳ないと思ったりして気を遣ってくれているということだと思うのですが、僕は「園長だから掃除をしなくていい」とか「園長はカップなどの洗い物をしなくてもいい」といった考えは全くなく、男だろうと園長だろうと掃除も洗い物もすべきだと思っていますし、現に自分の使ったカップは自分で洗うようにしていますし、給食を食べた後、使った食器は自分で下膳することを心掛けています。これは園だけでなく、自宅でも自分の使った食器は自分で洗うように努めていますし、時には料理もしますし、そして、天気のいい日は布団を干したりもしています。
 こんな風に自分では不思議だと思っていないことでも、多くの方々の目には、園長が朝から掃除機をかけている姿は奇異に思えるのかも知れません。しかし、このような行動や性格はこれから先も余程のことがない限り続くと思いますので、今後も園長が掃除機を掛ける姿があるかもしれません。そんな時、僕が園長であることを不思議に思うならまだしも、僕が掃除をしていることを不思議がることなく「園長も園の職員の一人として働いているのだなあ」と思っていただければ幸いです。
2013年07月17日(水) No.1069 (園長日記)

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