Diary

ありがとう


犬のように尻尾を振るわけでも、ネコのように甘えた声で鳴きながら近寄ってくるわけでもないのに、何故だか子どもたちに人気のあるカメ!毎日、誰かしらが職員室前のバルコニーに置かれているタライを覗き込みカメの様子を確認しています。そんな多くの子どもたちの中にあって、5歳児N組のNちゃんだけは単に覗いているのではなく水とタライの汚れを気にしてくれていて「園長先生、またカメの水、きたなくなってるから、洗ってあげたいんだけど…」と言ってくれるのです。このところ気温が高くなり食欲も出てきたお陰で水の汚れ具合も結構なもの(>_<)。できるだけ綺麗な環境で過ごさせてあげたいという思いがあるので、気をつけて掃除をしいるのですが、先日Nちゃんの厚意に甘え「いいの?じゃあ、水を捨てるのは大変だから、園長先生がするけど、その後はお願いするね」と言ってタワシを渡したのですが、数分後、Nちゃんの手によって掃除されたタライの綺麗さには本当に驚きでした。そして今日の夕方のことです。Nちゃんが「園長先生、今日もカメのお掃除したいんだけど」と園庭から声を掛けてくれました。そこで、タライを覗いて見たところ、午前中は綺麗だったタライに砂が入れられ水が濁っていたのです。前回の素晴らしい実績があるので「今日もお願いしていいの?」と聞くと「うん!いいよ」と笑顔で応えてくれたので、またまた厚意に甘え掃除をお願いすると、最初にタライからカメや石を取り出し、近くにいた友だちに水を捨てるのを手伝ってもらい、水を捨てたあと、器用にタワシを使ってタライやカメをゴシゴシ掃除をしてくれました。こんなNちゃんの様子はお家でもあれこれお手伝いをしているからこその姿なのだと思います。Nちゃん本当にありがとう!園長先生はとっても嬉しく思ってます。今度は一緒に掃除しようね(^_-)。
2013年07月16日(火) No.1068 (園長日記)

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