Diary

10時30分の出来事


10時30分の出来事です。突然1階ロビーから、1歳児S組の先生たち(特にY先生)の笑い声がこだましました。一体何が起きたのかと思いきや、このところ注目さなくなっていたと思っていた鳩時計を掛けてある柱の下にS組の子どもたちがみんなで座り、鳩が出てくるのを待っていたようなのです。ところが、ご存知の通り、どの時間でも半(30分)の場合は鳩は一度しか鳴きません(出てきません)。そんなことを子どもたちが知るはずはありません。ましてや現在が何時なのかとなるともっと知るはずはありません。そんな子どもたちが、じっと鳩の登場を楽しみに待っていたのに、いざ出てきたと思ったら10時30分だったので鳩は一度だけ「ぱっぽー!」と鳴いたきり巣に戻ってしまったのですから、さあ大変!!どうやら期待外れの鳩の登場に担任たちの方を見て“もうおしまい?”とか“・・・・”という反応を見せたのです。そんな子どもたちの可愛らしく、正直な反応に先生たちは大笑いしながら「そうだよね、もっと出てきてほしかったよね」etcと話しかけていました。あと30分待てば、鳩は11回登場してくれたのですが、あと30分待つなんて無理に決まっています。次回は子どもたちが満足(納得)いく回数だけ見られる時間にホールに集まってもらいたいと思います。今日の子どもたちの反応とY先生の笑い声から、昨年度の卒園記念品のひとつである“鳩時計”が子どもたちにとっても、保育園にとっても、とってもGOODなプレゼントだったことを改めて確認できました。
2013年07月12日(金) No.1067 (園長日記)

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