Diary
縁の下の力持ち
先月園舎の移転新築から一年が過ぎたため、先日、竣工一年後の瑕疵の有無を含めた検査をしてもらいました。できたばかりの園舎の写真を改めて見てみて、特に変化を感じたのは、床のツヤがなくなってしまっていることと、外壁にある排気口の周りが汚れてしまったこと、そして、保護者の皆さんはあまり目にすることはないかと思いますが、2階のバルコニーの汚れです。子どもたちはじっとしていることはありえませんし、バルコニーは雨風が入り込むので変化する(汚れる)ものであり仕方がないこと。だからといってそのまま手をこまねいているわけにはいきません。自分たちでできるところ(こと)は自分たちで掃除したり片付けたりしていますが、保育者は日々子どもたちとの時間に追われているのが正直なことでなかな細かい掃除まで行き届かないこともあります。そんな訳で、検査の際、エアコンを設置してくれた業者の方からエアコンのフィルターや換気扇の吸気口の掃除について指摘があったため、ここ数日、事務のKさんは暑さと格闘しながら指摘されたところを入念に掃除してくれています。保育園という職種だけではなく、どのような業種でも、仕事をする上ではいろいろな分担があるものです。保育園でも直接保育(子どもたち)に関わっていなくとも、保育園の運営に絶対に必要でなくてはならない縁の下の力持ちがいます。それが、事務のKさんであり、主に掃除業務を担当してくれているMさん、その他にも給食を作ってくれている職員ということになります。縁の下の力持ちというぐらいですからあまり目立つことはありません。しかし、家を建てる際の基礎も目立たないけれどとても大切な部分です。同様に子育てにおいても乳児期の関わり保育の大切さは言うまでもありません。ということは保育士も縁の下の力持ちとなるわけで、保育園の職員は皆、縁の下の力持ちということになるのでしょう。さて、園長は…。縁の下の力持ちである職員が築いてくれている土台に感謝することはあっても、その上に胡座をかいてどっかと座ることがないようにしなければ。
2013年07月11日(木)
No.1066
(園長日記)
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