Diary

鵜匠になりたい!?


岐阜県岐阜市を流れる長良川や愛知県犬山市の木曽川、京都府宇治市の宇治川などで古来から連綿と続いている鵜を使って行う「鵜飼漁」。その鵜を巧みに操るのが“鵜匠”です。薄暗く足下の安定しない船の上で何羽もの鵜を操ることができるようになるには何年もの努力が必要なことでしょう。僕もそんな鵜匠のように一人でいくつもの仕事をこなすことができれば良いのですが、たった一つのことだけでも上手くこなすことができないのに様々な仕事依頼が舞い込み、一つずつ処理しようと思って取りかかったものの来客や電話が入るなど仕事に集中することができず益々仕事が山積し頭の中は混乱状態。この調子ですと間違いなく月末に“鵜匠”ではなく、「うしょう〜(嘘)」と叫ぶことになりそうです。
 さて、くだらない話しはこれくらいにして、今日の子どもたちの様子をお伝えいたします。心配していたイノシシの姿は見られなくなり、安心して園庭を囲むフェンスの外側にある畑で野菜の収穫ができるようになりました。そして、1歳児S組と4歳児A組がU字溝に火を起こし、竹串にソーセージとたまねぎ、園で育て収穫したナスを刺しバーベキューをしました。ところが、中にはバーベキューより職員室の前のバルコニーのところにいるカメに夢中になる子どもたちも何人かいましたが、この経験が来月の夏祭りにつながることと思います。
 また、5歳児2クラスはお泊まり保育に向けてという意味合いもあるのか、一緒にピザ作りをしました。育てた野菜を収穫しトッピングのために野菜を切ったり、ピザを焼くためにピザ釜に火を起こしたり楽しそうに取り組んでいました。どちらの取り組みも実際に火を管理するのは担任たちの責任ということもあり、1歳児クラスの先生も4歳児クラスのN先生も5歳児クラスの両先生も炭で手や腕を汚し暑さと闘いながら取り組んでいました。因みに、お裾分けで頂いたバーベキューの味はシンプルな醤油味!その醤油がこぼれて服にかかり一日中醤油の匂いを漂わせることになりました。一方ピザの味は…。「ジャリ」という砂の感触と結構な歯ごたえがあるクラフトに子どもたちの手作り感と外での作業の結果を実感しました。次はきっと程よい歯ごたえのクラフトと、砂のトッピングのないピザを御相伴に預からせてもらえることを期待したいと思います。そのためには、しっかりとピザ釜の砂を払う作業からピザ作りを始めることが必要のようです。
2013年07月10日(水) No.1065 (園長日記)

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