保育日記

Answer Please！

今朝いつものようにパソコンを立ち上げ、メールのチェックをすると、4歳児A組S君のお母様から“園長先生、そろそろ命の始まり、教えてください！”というメールが届いているではありませんかw(ﾟﾛﾟ;w　
このメールを読んで6月18日の園長日記に以下のようなことを書いていたことを思い出したのです。
①「いのちのはじまりはいつ？」②「いのちの終りはいつ？」③「いのちはどこにあるの？」興味のある方は考えてみてください。答えは数日後…。と…。
ところが、数日後に答えを書くどころか、そんな文章を書いたことをすっかり失念したまま時間が過ぎ、毎日他愛もないことばかりを綴っていたことに恥ずかしさを覚え、自分が情けなくなりました。そして、くだらない文章に対してS君のお母様が応答して下さった・考えていて下さっていたことに感謝を覚えると同時に、自分の文章にもっと責任を持たなければならないことを痛感しました。
　さて、お待たせしましたが、いよいよ問題の答え合わせです。講師の先生は小学校の子どもたちに『命の授業』をしたとき、子どもたちがこんな風に答えてくれたと教えて下さいました。
①「いのちのはじまりはいつ？」
お母さんのおなかの中・うまれたとき・初めて声を出したとき・人に良いことをしたとき
②「いのちの終りはいつ？」
死ぬとき・心臓が止まったとき・人と関わりを持たなくなったとき・満足に生きたと思ったとき
③「いのちはどこにあるの？」
心・心臓・体の中・自分自身・脳・わからない・名前・人と人のあいだ・やさしさ・地球・毎日の生き生きとした生活の中・生きていると実感するところ
　しかし、先生は「いのちはどこにあるの？」という質問ついてこう答えてくださいました。
　「人は一人では生きていけない。人は助け合っていかなければならない。だから、人を思う気持ちの中にある。」「自分の周りにいる人たちの支えがあるからこそ自分が存在している。だから、周りの人の心の中にあると思う」と…。なんと素敵な答え・言葉でしょうか。そして講演の最後を“みんなは愛されるために生まれてきたんだね”という言葉で締められました。
　今日は5歳児M組ｋ君とN組R君の誕生日を祝うため、お母様にもいらして頂きそれぞれのクラスで誕生会が行われました。誕生会を今のスタイルを変えて5年経ちますが、誕生会のスタイルを変えて良かった、誕生日は一人ひとり祝ってあげることが本来の姿であることを2人の誕生会とS君のおかあ様のメールから再確認することのできた一日となりました。S君のお母様メールありがとうございました。そして答えが遅くなったことお許し下さい。

2013年07月09日（火） No.1064 (園長日記)

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