Diary
When You Wish Upon a Star
ここ数日、3歳児H組のM先生や4歳児A組のN先生がパンダの飼育係を始めたかの如く笹や竹を運んで来るのです。もちろん、パンダの飼育を始めるわけはなく、お分かりの通り、7月7日“七夕”に合わせ、子どもたちの短冊を飾るために家から切って持って来てくれているのです(゚o゚)。本当であれば、園長が保育園の全園児の願い事が書かれた短冊を飾れるような太く大きな竹を準備しなければならないのですが、情けないことにそんなこともして上げられないでいるため、H組のM先生A組のN先生に限らず子どもたちのことを思い、七夕のために竹や笹をせっせと準備をしたり、飾り方に工夫や趣向を凝らさなければならないのです。5歳児の両クラスでも様々な趣向を凝らした飾り付けがなされていて、M組の保育室の前(廊下)に飾られている短冊に書かれている子どもたちの素直で可愛らしい願い事を読み思わず頬が緩んでしまいました。こんな風に子どもたちを思い一生懸命に働いてくれている先生たちに感謝するばかり…。そんな先生たちは短冊にどのような願いをしたためるのでしょうか?もし願い事を書いたとしても、保育園に飾る短冊には本当のことを書くはずもないでしょうが、僕は、子どもたちの書いた願いとともに是非とも先生たち一人ひとりの本当の願い事が叶うことを願いたいと思います。それにしても庭に笹や竹がある環境に住んでいるということに改めて驚きを覚えます。しかし、いつまでも驚いているばかりではいけません。保育園にはイノシシがやってくるような崖(山)があるのですから笹や竹を植えることも考えてみたいと思います。
ところで、今週になって急にイノシシが出てくるようになったあの崖、4歳児A組のK君と3歳児S君兄弟のおじいちゃんが子どもの頃、チャンバラをして遊んだ場所だということを教えてくださいました。しかも、あの崖でけでなく、保育園近辺は今のように住宅もなく、沼があったり、木が鬱蒼と茂っていたりしたというのですから、様々な生き物が生息していてイノシシが出没しても何ら不思議なことではない、それどころか、我々人間が勝手に自然を開拓・破壊しているということの表れなのかも知れません。それでも保育園にイノシシがやってくるのだけはご勘弁いただきたいそう思います。
2013年07月04日(木)
No.1058
(園長日記)
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