Diary

あんな小さな身体で


夏には園庭のあちこちの木から「ミ〜ンミンミンミ〜ン」とか「ツクツクホ〜シ」とか「ジ〜ジ〜」とセミの鳴き声、秋には草むらの中から「スイッチョン」とか「リ〜ンリ〜ン」と秋の虫の声が響きますが、春の今は、日が暮れ、夕方7時くらいになり暗くなり始めると近所の田んぼから驚くほどの大音量のカエルの鳴き声が響いてきます。いいのか悪いのか、僕は幼い頃からセミや虫の音が響いてきたとしてもカエルの鳴き声が響く環境で過ごしていないこともあり、あんな大音響(騒音)とも思える鳴き声に囲まれている方々はうるさく感じることはないのかなあと思ってしまいます。もしかすると、僕の感覚とは正反対に、あの泣き声が聞こえないと落ち着かなかったり、カエルの鳴き声が子守唄代わりだったりするのかもしれません。しかし、考えてみれば、セミも秋の虫もカエルもあんな小さな身体で自分のパートナーを求めるために必死に鳴いているのですから、うるさいなんて思ってはいけないのでしょう。そんなカエルたちが住んでいるであろう、B君、Yちゃんのおじいちゃんの田んぼの一角に明日5歳児が田植えをさせて頂きます。しかし、田植えよりもカエルを捕まえることに必死になる子どもがいそうな気がしないでもないのですが…。
※某先生もセミや秋の虫やカエルのように鳴く術(すべ)があれば、パートナーが見つかり、泣くことのない明るく幸せな日々がすぐにやってくるのかも知れませんね(^^)。
2013年05月22日(水) No.1013 (園長日記)

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