Diary

大好きと大嫌い


一年間の中でも5月は紫外線の多い季節でスキンケアには十分気を付けなければなりません。そんな紫外線の厳しい季節でも、天気が良ければ子どもたちは日差しを気にすることなく大好きな外あそびに夢中になるため先生達はいつもと変わらず外で駆け回っています。ということは多くの先生たちが日焼け止め効果の高い日焼け止めを使っているということなのでしょう。しかし、現実には子どもたちと目一杯過ごしていると、間違いなく汗をかいてしまうのでその効果は如何なものか…。と、日焼けなど気にすることのなく、当然日焼け止めなど使用することのないおじさんが心配しています。
 さて、今日も多くの子どもたちが園庭に出て、リレーをしたり、畑の看板作りをしたり、マメ科の植物であるカラスノエンドウの小さな種(子どもたちは小人の餌と呼んでいます)を必死に集めてごっこ遊びに使ったり、虫探しをしたりと思い思いの遊びに取り組んでいました。その中で思わず頬が緩んでしまったのは、5歳児N組の数人がビートル(車の形をした遊具)の中でお家ごっこ(一昔風に言えばままごと!?)をしていて、「ねえ、あなた、ちょっと砂(ご飯・お米)取ってきてくれる?」「うん!わかった!」というラブラブな夫婦の会話を交わしながら砂遊び用のボールやお皿に砂や小石、葉っぱなどを運び込み、楽しそうに遊んでいる様子を見聞きしたことです。残念なことに近年、お家ごっこ(一昔風に言えばままごと)をすると、家庭でいちばん可愛がられているペットになりたがる子どもが増えていると聞きますが、今日のN組の子ども達の様子を見ている限りでは、大好きな友だちと大好きな家族になりきり、昔ながらのごっこ遊びが継承されていることが伝わってきて嬉しくなりました。
 話は変わりますが、今日は人間ドックのため仙南中核病院に行かなければなりませんでした。毎年結構な受診者で混雑し(時間がかかり)数年前には園に出勤したのが11時過ぎということがありました。そんな経験をふまえ、できるだけ早く園に出勤したく、早くに受付を済ませたお陰で、例年より早く検査を終え園に戻ることができました。それは良かったのですが、人間ドックにつきものである大嫌いな注射(採血)の時には「早く終わって!」と心の中で叫んでしまいます。一方で、何度経験しても慣れない苦手な胃カメラは、今年から事前の注射が無くなり、スプレー式の麻酔になっっていたことと検査結果に異常が無かったことが救いでした。願わくば、来年の人間ドックの時には医学と機材の更なる進歩を期待したいと思います。但し、来年も中核病院で人間ドックを受けるためには、これまでと変わらず保育園で勤めさせてもらっていることが前提となるのですが…。何はともあれ、今日は夕食、明日は朝食をしっかりと食べられるのが嬉しい限りです!!
2013年05月21日(火) No.1012 (園長日記)

No. PASS