Diary

家探し!?


新年度から新しい生活を始めた方々も5月中旬を迎え、それぞれの環境に慣れて来た頃かと思います。ところが、新年度から一ヶ月以上過ぎた今頃、家探しを始めた生き物がいます。多くの方はピンときたかと思いますが、それは“ツバメ”です。旧第一園舎には毎年、巣を作りにやって来ていましたが、ここ数日、新園舎の職員室東側辺りをツバメが飛ぶ姿が見られます。それは間違いなく新居に相応しい場所を探して飛んでいるのだと思いますが、果たして、この環境がツバメのお眼鏡に適うかどうか…。因みに、多くの方がご存知かと思いますが、何故ツバメはあんなに人間の生活環境に近い所に巣を作るかといえば、人間の生活圏内に巣を作ることでカラスや猫といった、いわば敵から巣が守られることを知っているのです。弱肉強食という厳しい世界で生活するツバメ(動物たち)にとって、生死をかけた巣作り!しかも道具を使うことなく巧みに巣を作る様子を是非子どもたちと見ることができるように、暫く様子を見たいと思います。ただ、少々心配なのは、ツバメがやって来たことに気付いた子どもたちが喜びすぎてツバメを驚かすことが考えられることと、毎年、旧園舎で子育てをしていたツバメたちがどうしているかということです。数日前に旧園舎に行った時にはツバメの姿はなかったものの、門を入ってすぐの所に植えてあるモッコウバラが今年も見事な花を咲かせていましたが…。
2013年05月16日(木) No.1009 (園長日記)

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