Diary

いよいよ


沖縄地方は昨日14日、そして奄美地方は今日いよいよ入梅したとみられるいうニュースが伝えられました。一ヶ月もすれば東北地方でもうっとうしい季節がやってくるのでしょう。北から南まで長い日本列島らしい毎年のニュースですが、一ヶ月もしとしとと雨が降り続くのではなく、バランスよく雨が降ってくれるといいと思うのは僕だけでしょうか…。この梅雨入りのニュースだけでなく、今日の新聞やニュースでは東大などのチームがiPS細胞から血液のもととなる「造血幹細胞」を作ることに成功したと発表したと報じています。まだまだマウスでの段階であり、豚などの大型動物で大量に作製する必要があり課題は多いようですが、iPS細胞による新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用が着々と進んでいることが感じられ嬉しくなります。数年後には“iPS細胞による治療がいよいよ開始されます”というニュースが伝えられることでしょう。
 さて、柴田農林高等学校に注文していた野菜の苗を5歳児N組の子どもたちとバスで取りに行きました。前もって注文していたこともあり、欲しい苗を購入することができましたが、ビニールハウスの前にある掲示板には「完売」と書かれた紙が張り出されていました。苗を購入したということは、いよいよ本格的に畑の手入れを始めなければならないということ…。何となく順番が逆のような気がしないこともないのですが、喜んで収穫する子どもたちの笑顔を期待したいと思います。
 今日もまた個人的なことですが、帰りの電車での出来事です。随分前から一向に読み進まない本を読んでいたのですが、あと数駅で仙台という所まで来た時、急に睡魔が襲ってきたので、本をカバンにしまい目を閉じたところ、いつの間にか眠ってしまっていました。そして見ず知らずの方にトントンと肩を叩かれ「着きましたよ」と声をかけられたので目を開けると、既に電車が仙台駅に到着し殆どの方が車両から降り、反対に乗客が乗り込もうとしているではありませんか(*_*)。もし、僕を起こしてくれるような奇特な方がいなかったならば、もう一度大河原へ行っていた可能性があったのです。まだまだ若いと思っていても身体は正直なもの。いよいよ中年真っ只中をしっかりと自覚しなければならないと思わされると共に、睡眠の大切さをも実感したのですが、人間の理想的な睡眠時間であると言われている7時間半など確保できるはずはなく、睡魔との戦いはこれから益々大変なこととなりそうな気がします。7年前、電車通勤を始めた頃には電車の中で眠るなんて考えられなかったのに…。
2013年05月15日(水) No.1008 (園長日記)

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