Diary

どうでしょう?


先日5月5日、これまで日本の野球界に大きな影響を与えた「ミスタープロ野球」こと長○茂○氏と日本のプロ野球界とアメリカ大リーグで活躍した「ゴジラ」こと松○秀○両氏にプロ野球の発展に貢献したとして国民栄誉賞が授与されました。この師弟同時受賞に賛否両論あるようですが、ミスターに関していえば、現役時代の大活躍に多くの国民が影響を受け、野球少年たちはこぞって背番号3を付けたがり、銭湯などの下駄箱などは大人でさえ3番を選ぶほどだったというのですから恐れ入ります。また、ミスターは、寿司屋の板さんを「シェフ」と呼んだり、誰かの百円玉を拾い上げて「僕のと似てる」と言ったり、クリーニング屋で背広を大人買いしようとしたりと多くのエピソードを残すなど、その憎めない言動は野球ファンのみならずかなりの印象と記憶をのこしてくれたことから誰もが納得できるのではないでしょうか。一方、高校時代に出場した夏の甲子園で5打席連続で敬遠されるということが社会問題なるなどの話題をふりまき、ミスターが監督をしていたプロ野球界に入団したゴジラは、世界のホームラン王であり、国民栄誉賞第一号の王○治氏のホームラン日本記録である55本の本塁打に追いつき、追い越せという期待を込めて背番号55を背負いました。そして、巨○軍で活躍して様々なタイトルを獲得したほか、2001年には当時プロ野球史上最高額となる年俸6億1000万円で単年契約するなどした後、アメリカに渡り入団したNYのチームで活躍。その後幾つかの球団でプレーをした後プロ野球選手にピリオドをうち引退しました。
 さて、この師弟が同時に国民栄誉賞を受賞する姿をご覧になった方は多いかと思いますが、ミスターは相変わらず多くの国民から愛されていること、そして、ゴジラは師を敬い礼を尽くす「三尺下がって師の影を踏まず」といった諺通りの振る舞いから紳士的な人間性を感じました。
そして、何を隠そう、今日明日と二日間にわたり開催される、キリスト教保育連盟東北部会の総会・研修会の会場ホテルの温泉に入る時、サンダルに付けるクリップの番号や脱衣かごを選ぶ際、僕のしっかり3番を選んでしまうのですからミスターの影響の大きさを実感させられます。これは番号に限らず色に拘ったりと験を担ぐことの多い日本人特有な姿なのかもしれませんが…。
2013年05月10日(金) No.1005 (園長日記)

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