Diary

“鯉”と“恋”と“変”


夢のような大型連休後半もあっという間に過ぎ、今日からまた現実の世界が戻ってきました。そんな大人とは違い、子どもたちはここ数日間の楽しかったことを「園長先生、僕ね、お休みの時“リ○ワ○ル○”に行ってきたんだよ」とか「船に乗ったよ」とか「お魚釣りに行ってニジマス釣ったんだよ」etcと目を輝かせて教えてくれました。“もしかすると、数日間の休みでリズムを崩し、愚図って登園する子どももいるのでは!?”という予想は、いい意味で外れてくれたということでしょう。
 さて、先週まで園庭の空を気持ち良さそうに泳いでいた『鯉のぼり』、ひな人形のように片付けるタイミングがあると思い、今日は泳がせなかったのですが、そんなことに目ざとく気付いた何人かの子どもたちが、朝こんなことを言いながら遊んでいました。「ねえねえ、今日は鯉のぼりいないね!」「本当だ!いないね」「どこに行っちゃったんだろうね?」と…。どうやら、ひな人形のように婚期が遅れるなどというジンクスのようなものがなさそうなので、某先生の悲願である、おめでたいことに繋がるような“鯉のぼり”ならぬ“恋のぼり”という願いを込めて、もう暫く泳がせて(飾って)あげたいと思います。しかし、某先生の場合、『恋』だと思って書いた漢字が、よくよく見てみると『変』だったりすることがあるので心配ですが…。
 因みに、童謡「鯉のぼり」の歌詞に「♪甍(いらか)の波と雲の波〜」とありますが、僕は小さい頃、“なぜ田舎の波と雲の波〜”って歌うのだろう、どういう意味なのだろうと思ったことがありました。勿論、『田舎』ではなく、『甍』であり、甍とは屋根瓦であることを教えてもらい知ったのですが、保育園の子どもたちも耳で覚えた讃美歌などを聞いたままの間違った歌詞で歌っていることも多いので、降園後子どもたちが歌っている歌を何と変な歌を歌っているのだろうと首を傾げている方も多いのかと思います。ただ、「♪屋根より高い鯉のぼり〜」の童謡の場合“鯉”を“恋”だなんて思って歌っていないということは明らかです。。。ヘ(゚Q゚)ノ~ 。
2013年05月07日(火) No.1002 (園長日記)

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