保育日記

喜びの表現方法！

お天気が心配だった4・5歳児の“いちご狩り”は冷たい風が吹いたものの予定通り、亘理町にある“JA宮城吉田観光いちご園”に出掛けることができました。子どもたちはいちご狩りはもとより、いちご狩りに行くためにお弁当や飲み物を持って行けることも嬉しくて、この日をずっと首を長くして待っていました。そんなこともあり、みんな朝からハイテンション！そして喜びの表現方法として次のような幾つかの様子が見られました。
①とにかくじっとしていられずバルコニーやホールなどを走り回る。
②♪何という曲なのわからない（聞いたことのない・聞き取れない）歌や鼻歌を歌う。
③ただただ黙ったままニヤニヤしている。（某先生が時々見せる姿のように）
④園庭で仕事をしている僕に向かって2階のバルコニーから近所の方々に聞こえるぐらいの声で「えんちょうせんせ～！おはよう！」と何度も叫ぶ。
⑤いつも以上に早く朝の身支度を終え、みんなが揃うまで園庭で遊ぶ。
⑥いつもと全く変わった様子がない。…etc。
しかし、こんな姿や表現方法は子どもに限ったことではなく、大人でも嬉しいことや楽しみなことがあるときには心が落ち着かずニヤニヤしたり、普段なら避けてしまいそうなことでも難なく取り組めたりするものではないでしょうか？できることなら、僕も職員室で事務仕事をしたり、子どもたちと先生たち関わりを見たりするだけでなく常に子どもたちと一緒に関わることができる距離・環境で仕事をして心が揺さぶられ、小躍りしたくなるような毎日であれば精神衛生的にもずっと健康でいられるのでしょう。もちろん、そんな毎日を送っている方などいるはずはないのですが…。

2013年03月14日（木） No.963 (園長日記)

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