Diary

空を眺めて!


何もしなければ何も起きない。
行かなければそれはやってこない。
飛び出さなければ世界は変わらない。
すべてのひとの心に翼はある。
使うか、使わないか。
世界は待っている。
飛ぶか飛ばないか。
海をこえよう。
言葉をこえよう。
昨日をこえよう。
空を飛ぼう。
 これは、青空と積乱雲に向けて滑走路を飛び立つ旅客機を背景に書かれた、某航空会社のキャッチコピーです。この粋なキャッチコピーを見ると、数年間合っていないドイツ人の友だち(年齢は随分違いますが)の所へ行きたいと思ってしまいます。そして、こんな気持ちにさせるキャッチコピーを考えるコピーライターはどんな方なのだろうか、きっと素敵な人なんだろうなあと勝手に想像してしまいます。毎朝ほぼ同じ時間に園庭で放射線量を計測しているのですが、その上空をどこの空港を飛び立ちどこへ向かって飛んでいるのか飛行機が飛んでいきます。そんな飛行機を眺めながら、“あの飛行機にはどんな方々が乗っていて、どこに行くのだろう?ドイツは無理でもどこかに行きたいなあ”と思っています。しかし、こんな願いや思いは到底叶うはずはなく、だからこそ、いいなあ!と思って空を眺めてしまうのでしょう。そして、このキャッチコピーは日々の生活の中にも生かすことが出来るように思います。上手くいかないこと、思い通りにならないことがあっても、しっかりと前を向きポジティブに生きていきたいものです。
2013年03月01日(金) No.951 (園長日記)

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