Diary

恒例行事に!?


毎年2月になると町内にある柴田農林高等学校、硬式野球部の部員たちが保育園の子どもたち(地域)との交流を目的として劇を見せに来てくれています。何故このようなことが行われているか、その発端はと言えば、さかのぼること二年前、柴農の先生から「野球部の子どもたちは、野球中心の生活でなかなか地域の方との交流が持てていないため、できればそのような時間を作りたいと思っています。そこで是非、保育園で劇を演じる時間を作って頂けませんか?」といった内容のお電話を頂いたことがきっかけでした。それまで、4・5歳児の子どもたちが柴農の農園で芋掘りをさせていただいてた経緯もあり、お申し出をお受け入れすることが部員や学校にとってプラスになり、しかも学校への恩返しにつながるのであればと快諾し今に至っています。何しろ、子どもたちが楽しく過ごさせてもらうにも関わらず、そのことが部員や学校にとってプラスになるというのですから…。
 さて、この柴農野球部員の劇は年を重ねる毎に小道具が増え、演技や台詞も上手になって来たように感じます。また、劇が終わった後に行われる軟らかいボールやバットを使った遊びも子どもたちにとっては新鮮で特に4・5歳児は大喜びです。そして今日の様子を見ていて驚いたことは、0歳児の時に男性に対して特に人見知りが激しかった1歳児クラスのNちゃんが、以前と比較にならないほど笑顔で過ごしていたこと、それも、劇中で鬼が被っていたカツラを自分で被り、僕に笑顔を振りまくことができるようになったことです。このように、この交流の機会が野球部員たちにも子どもたちにもプラスになるのであれば、今後も恒例行事として続けて行きたいと思います。監督や先生、部員(マネージャー)の皆さんありがとうございました。来年度また来てくれることを楽しみにしています。
2013年02月23日(土) No.945 (園長日記)

No. PASS