Diary

心臓がドキドキした〜


今日は初めての和太鼓演奏会でした。5歳児M組のKちゃんのおばあちゃまや、色々な施設で一緒に演奏をなさっている方々にいらして頂き、演奏を聴かせて頂いたり、子ども達や職員も実際に太鼓を叩かせて頂いたりと貴重な経験をする事が出来ました。和太鼓の音が身体に響きわたる感覚を「心臓がドキドキした〜」と言い表現してくれる子どももいました。この言葉から、子ども達はそれぞれに色々な事を感じながら演奏を聴いたり太鼓を叩く経験をしていたのだという事を感じました。また、和太鼓演奏をしてくれた方々の姿を見ていて感じた事は、とても楽しそうな表情で演奏していたという事でした。その姿と気持ちが見ている私達にも伝わってきました。これは、保育にも同じ事が言えるのではないかと思います。保育をしている私達たちが「楽しい」と思いやっているとその楽しさや気持ちは自然に子ども達にも伝わるのではないかと思います。反対に、日々の保育の中で目の前の事だけに一杯になってしまい、本当に大切な事を見失う事のない様に自分達の保育をもう一度振り返りながら、卒園・進級までの日々を過ごしていきたいと思います。
そして今、一年を振り返ってみた時、今年度は不動保育所と第一光の子保育園が統合した事でKちゃんやKちゃんのおばあちゃま、沢山の人達との出会いがあり、今日こうして太鼓を演奏して下さる方々とも出会い、素敵な演奏を聴かせて頂く事が出来ているのだなあと改めて思わされました。
「一期一会」という言葉がありますが、改めて人との出会いは大切にしなければならないと感じました。出逢いの中には、本当に一度だけの方もいますし、末永く交流が続く出会いもありますし、いつしか途絶えてしまう出会いもあります。少し大袈裟化かもしれませんが、人はどの様なタイミングでどの様な出会いがあるかで、人生や物事の考え方が変わるのではないのかと思うのです。これからも一つ一つの良き出会いを大切に、たくさんの人たちと出逢い毎日を過ごせている事に感謝しながら日々を過ごしていきたいと思います。
2013年02月14日(木) No.937 (保育日記)

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