Diary

ともだちっていいね


2月から3歳児T組のH君と5歳児N組のT君が再入園しました。久しぶりの登園で時々不安そうな表情をしながらも、友だちと遊べる事の嬉しさに毎日元気に保育園に通ってきてくれています。また、お母様がお迎えに来てくれる頃には、友だちと何度も「バイバーイ」と挨拶し、名残惜しそうに手を振る姿を見ていると、改めて「友達っていいな」と思わされます。また、園や家庭で待っていてくれる人がいる事の喜びを子ども達の姿や表情から教えられます。Tくんが再入園して初めての礼拝を守った時には同じクラスのT君が「T君の隣に座るって約束したから!」と嬉しそうにしていたり次の日には「T君に縄跳び教えてもらうんだ〜」と登園するのを心待ちにしていたり、今日はH君が登園するとクラスの友達が「H君〜〜!!」と大歓迎の様子で近くに集ってきてくれました。H君は妹が抱っこしてもらっているのを見て羨ましく思った様で、朝から「抱っこ〜」と言っていたそうです。しかし、お母様は気持ちを満たしてあげる事が出来ないまま保育園に登園したと教えてくれました。朝から心がすっきりしない状態だったH君でしたが、友達が声を掛けてくれた事で今までの甘えたい気持ちと寂しさが嘘のように「友達と一緒に遊びたい」という気持ちになっていました。そして思った事を素直な気持ちでしっかりと表現できる子ども達の素直さを感じました。しかし、毎日を過ごす色々な場面で、子ども達の中にはもしかしたら自分の気持ちをなかなか表現できなかったりどの様に表現して良いのか分からなかったりする子どももいるかもしれないという事を心にとめて、保育していかなくてはいけないなと思いました。そして私達は、子どもたちが自分の気持ちを表現することが出来る様な環境と心と耳を備えている事が大切なのだと思います。




2013年02月08日(金) No.932 (保育日記)

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