Diary

姿を重ね合わせて


先日4歳児H組の子ども達が園長先生の運転してくれるバスに乗せてもらい、白鳥を見に行き、大喜びで園に戻ってきた時にとても嬉しそうに色々なお土産話を教えてくれました。そしてAちゃんは「あのね、白鳥さんいっぱいいて可愛かったよ。白鳥さーんって呼んだらAのとこ(所)に来てくれたんだよ!あとね、ママが(大きい白鳥が)赤ちゃん白鳥にいっぱい餌あげてて、ママの白鳥はあんまり食べてなかった。Aのママみたい。」と教えてくれました。Aちゃんはお母様の姿と白鳥のお母さんの姿を重ね、色々な事を感じとってきてくれたようでした。Aちゃんは5人兄弟姉妹の為、仕事をしながら忙しい中でも毎日ご飯を作ってくれたり、遊んでくれたりする姿や、時に自分(お母様)がご飯を食べなくとも子ども達を優先して食べさせてくれるお母様の姿がAちゃんの目にしっかり焼きついている様に思いました。そして、日常の何気ない事や私達にとっては当たり前と思う様な事でも、子ども達はしっかり見て色々な事を感じているんだと思い、嬉しくもあり、子ども達の目に私達はどのように映っているのかなとふと考えてしまいました。私達も、模倣の対象として子ども達に真似されても恥ずかしくない様な態度で日々を過ごしていきたいと改めて思わされた出来事でした。
2013年02月07日(木) No.930 (保育日記)

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