Diary

緊急入院


先週金曜日の午後、手術のため急遽仙台の病院へ入院することとなりました。と言っても僕のことではなく、各保育室にいる子どもたちの仲間、ウォルドルフ人形たちのことです。この人形たち、2011年度の卒園記念としての卒園児の保護者の方々から贈られたものなのですが、子どもたちと先生が各クラスで話し合いをして名前を付け、ごっこ遊びの時におんぶしていたりお昼寝の時に一緒に眠ったりと普段の生活の中で使っています。そんなこともあり腕や足や脇腹など、あちこち怪我をしてしまい中には重症患者までいたのです。そこで、これまで、いざという時に手術をしに来て下さった生みの親である(人形を作ってくださった)Hさんに連絡を入れ、手術をして頂くことになったというわけです。金曜日の午後、トラックで大河原を出発し、仙台に到着したのが土曜日、全員の手術が終わったのが日曜日、そして、無事に退院した人形たちは今日の午前中に保育園に帰ってきました。いくら作りなれているとはいえ、家庭の仕事もある中、一体や二体ならまだしも結構な人数の人形たちをあっという間に元通りにして下さったのですから本当に感謝です。いずれは、人形たちがわざわざ仙台の病院に緊急入院することなく、保育園で先生たちの手によって手術ができるように人形作りの講習会をしてもらわなければ…。
 さて、これまで、年齢(クラス)によってこの人形たちが子どもたちの家に順番で一泊ずつすることを提案していたのですが、なかなか実現せぬまま一年が過ぎようとしています。特に卒園児の所に泊まりに行くとなると時間的に考えても一人一度程度でしょうが、一度は泊まりに行ってもらえるようにしたいと思います。どうぞお楽しみに!!
2013年02月04日(月) No.927 (園長日記)

No. PASS