Diary

三年分の感謝の気持ちを込めて


先週、鳥取にて行われた保育研究発表に参加させて頂き今思う事は、本当に貴重な経験をさせて頂いたと思う感謝と無事発表することが出来て良かったという安心感です。思えば、三年前、何事も経験と思い研究委員になったものの、その道のりは決して簡単なものではありませんでした。自分の文章の書けなさとパソコンの出来無さに愕然とし、園からの帰り道「もうだめかもしれない」と、一人何とも言えない気持ちになり帰宅した事が何度もありました。もっと勉強しなければ、もっと強い心を持たなければ、と自分に言い聞かせ必死に保育研究を進めていた事を思い出します。そんな時、園の先輩や先生方はいつもそれぞれの言葉で励ましてくれたり声を掛けてくれたり、文章の書き方をアドバイス下さったり、時には園のHPをご覧になり声を掛けてくださる保護者の方もいました。一つひとつの言葉に本当に救われていた日々でした。
こんな色々な思いを胸に、17日乗り物好きな子どもであれば喜ぶだろうなと思う程、電車、新幹線、山手線、モノレール、飛行機、バスと沢山の乗り物を乗り継ぎいざ鳥取県へ向かいました。
19日発表当日会場で「発表者」と書かれた席で準備をしていると、園長先生、理事長先生、Y先生、Y先生が前列に座って下さった事が嬉しく、有難い限りでした。そして発表する席に立った時、遠く離れた大河原から応援してくれていた方々、先生方、そして飛行機が見える度に「お勉強頑張ってね〜」と手を振ったりお祈りしてくれていた子ども達がいたと聞き、今、自分に出来る事は今までの感謝とお礼の気持ちを込めて、出来る限りの力を出し発表する事だと思い、総まとめの気持ちで話し始めました。何かと緊張する私ですが、当日緊張感をもって話はしたものの、どうにもならない程緊張する事はありませんでした。それが自分でもとても不思議です。発表を聞いて下さった方々が、何か一つでも感じて頂く事が出来ていたら嬉しく思います。今回、研究発表という貴重な経験をさせていただき、自分達の保育を改めて見直し振り返る事が出来たと共に、仕事の厳しさ、人の温かさをしみじみ感じることが出来ました。応援して下さった全ての人に感謝を込めて、本当にありがとうございました。
2012年10月22日(月) No.833 (保育日記)

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