Diary

パッチワーク


青森県三戸町出身の故場場のぼる氏の代表作であり、有名な絵本に「11ぴきのねこ」シリーズがあります。その絵本の内容はといえば、ねこたちが奇想天外なことをくりひろげたり、個性豊かなキャラクターが登場したりと、読む者の心をはなしません。それだけに新しい作品が二度と出てこないのが残念でなりません。ところで、この11ぴきのねこシリーズの中で僕が好きな絵本は「11ぴきのねことぶた」です。のんびり屋で温厚なぶたのキャラクターとねこたちの間抜けさが何ともほのぼのしていて良いのです。この「11ぴきのねことぶた」の絵本の中にぶたとねこたちが家を作ることが出てきます。僕も昨日・今日と廃材を使って玩具を片付けるための小屋を作ったのですが、材料は全て廃材という事もあり、なかなか同じ寸法の材料がないため一苦労。しかも当然なことながら図面などあるわけはなく、それでも完成に近付いている小屋は正にまるで僕の人生の様なパッチワーク、継ぎ接ぎだらけ(@_@)です。ところがこんな小屋を見て「うわ〜っ!お城出来てきた」と形容してくれた3歳児・5歳児の女児には感激でした。明日の夏祭りでは保護者の方々にも廃材を自由にお使い頂き幼い頃作って遊んだ秘密基地でも作って頂けたらと思います。釘だけは廃材に負けないほどの量をC先生が買い求めてくれていますので…(ーー;)。ではどうぞ宜しくお願い致します。
2012年07月27日(金) No.764 (園長日記)

No. PASS