Diary

身をもって体験


 6月末の落成式の際の記念品の一つとしてご来賓の方々にお渡ししましたポストカードですが、実は園長先生が撮ったものだと言う事をお聞きしプロの様な腕前に驚くばかりです。園舎を色々な角度から撮った写真を記念のカードとして沢山の方々にお渡しする事が出来ました。実際のポストカードを見た時、園舎を空から見下ろしたような写真があり園長先生に「この写真どうやって撮ったのですか?」とお聞きすると、「(園舎)隣の山に登って撮ったんだよ」と答えて下さいました。園長先生は簡単にお答えになりましたが、実際に隣の山を見て見ると、見上げる程の急斜面。この斜面を登るのはそう簡単な事ではないと以前から思っていた私は、実際に自分も同じ事をしてみればその時の気持ちや大変さが分かるかと思い、実際に子ども達がお昼寝をしている時間にやってみる事にしました。へビなどに遭遇しない事を願いながら、行きましたが予想以上に急な斜面に「行きはよいよい帰りは怖い」で登るよりも斜面を下りる方が怖いものがありました。斜面を登ったのには理由があります。実際に急な斜面を登り、大変さを身をもって感じようと思った事と、山の上に咲く「ゆり」を採るためです。今日の夕方2歳児の子ども達とゆりの花粉を使い絵を描いてみました。市販の絵の具ほどはっきり色は出ないものの子ども達は、「これで描けんの?」と筆を握り思い思いに好きな絵を描いて遊びました。出来上がった子ども達画伯の絵はほのかに百合の花の香りがするマンボウや猫、ペンギンにりんごと素敵な仕上がりになりました。これからも子ども達と一緒に園にある自然の恵みに感謝して色々な経験をしていきたいと思います。
この様に子ども達が、沢山遊んでいる間、奈良県まで園の為にバスを頂きに行って下さり、帰りも長距離運転をして戻られた園長先生お疲れ様でした。そしてありがとうございました。子ども達は保育者と一緒に礼拝の中でバスに乗れる事を夢見て「園長先生が無事に帰ってこれますように。」とお祈りしていました。
2012年07月18日(水) No.753 (保育日記)

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