Diary

たかが段ボールされど段ボール


今朝は突然の大雨に送迎の際、大変な思いをされた方も多いのではないでしょうか。しかし子ども達は、保護者の方が送って下さる事もあってあまり濡れる事なく登園してくれました。そして5歳児のT君は、何と朝から水中メガネを付けてきたのです。「T君、水中メガネ素敵だね」と伝えるとお父様が後ろでニヤニヤ・・・。そんな姿を知らずにT君は「うん!雨に濡れないようにね!!」とにっこり笑って教えてくれました。雨に濡れないように水中メガネを付けてくるとは何とも斬新で面白いなと思わされた出来事でした。目も雨に濡れないようにするにはどうしたら良いかT君なりにあれこれ考えて出した答えなのかと思い、子ども達の考えている事の奥深さを感じた朝でした。そして登園する子ども達が増えてきた為、保育室に行き遊ぼうと思った時です。ランチルームに並んでいる机と椅子を通り「うわ〜迷路だ〜!!迷路した〜い!」と遊んでいたRちゃんとKちゃんの声から段ボールを繋げて迷路を作って 遊ぶ事になりました。しかし、子ども達の発想は豊かで、迷路だけに終わらず段ボールを被りロボットおにごっこをしたり、段ボールを広げておままごとを始めたりと子ども達は思い思いに遊びを発展させていました。子ども達が遊んでいる姿を見ていたR君のおばあちゃんが「あら、楽しそう!段ボールもただ捨てないでこうやって遊べるんだね。でも家だとこんなにダイナミックに遊べないから保育園で皆で遊べるって良いわね〜!!」と言ってお仕事に行かれました。これからも保育園だから出来る事や経験、友達がいるからこそ出来る事を大切にし、保育をしていきたいと思います。
2012年07月05日(木) No.742 (保育日記)

No. PASS