Diary

純粋でかわいい


 今日の夕方2歳児のYちゃんがウッドデッキをものすごい勢いで走ってきました。どうしたのかな〜と思い様子を見ていると青いタライ、かめの家を覗き「かめさーん、かめさーん」と優しく声を掛けていました。その姿と声に気付いた栄養士が声色を変えて「は〜い」と返事をすると「なんでカメが返事をするの?」と言わんばかりの驚いた表情で首を上下左右に降ってはまた「かめさーん」と呼ぶ事を繰り返していました。このやり取りを二、三回繰り返していた所にお母さんが迎えに来て下さり「Y、どうしたの?」と聞かれるとYちゃんは「かめさん!!」と目を丸くしてお母さんに、話すはずがないカメが話したという不思議を必死に伝えていました。Yちゃんの様子をお伝えするとお母さんは「実家でもカメを飼っていてカメ大好きなんですよ」と教えて下さり、微笑み目を細めていました。Yちゃんの姿はまるでおもしろビデオを見ているかのようで、純粋な子どもの気持ちに心が温かくなりました。Yちゃんが大きくなった頃、カメはしゃべらないという事に気付く日が来ると思いますが、日々の子ども達の「どうしてだろう」という気持ちを大切に一緒に考えたり、楽しさに共感したりしながら過ごしていきたいと思います。
2012年06月27日(水) No.734 (保育日記)

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