Diary

羊の毛刈り


今日は「ふれあい牧場」からKさんをお招きし、子ども達と職員が羊の毛刈りを体験する事が出来ました。子ども達が「今度羊来るんだよね〜」と楽しみにしている姿があちらこちらで見られていました。羊の毛刈りの前にKさんが羊の毛は外側は茶色で油も沢山付いているが中は白い事、羊の毛の油はハンドクリームや口紅の原料となっている事等羊について私達が知らない事を沢山教えて下さいました。実際に羊の毛を刈ってみようとすると、今まで静かだった羊が「メエエエ〜」と鳴いたのです。その声を聞いて子ども達の反応は様々。「羊さん毛刈られたくないんじゃないの?」「怖いよ〜って鳴いているんじゃないの?」「嬉しいよ〜って言ってるよ」と子ども達は「メエエエ〜」の羊の鳴き声から一人ひとり様々な事を感じ取る事が出来たようです。
実際に羊のにおいを身体で感じ、緊張しながらも羊を目の前で見て、ふわふわしている毛に触れ、毛を刈った後の羊の姿に驚き歓声が起こっていました。
保育は「実体験が大切」と言いますが、正に今日、羊の毛刈りを実際に体験し、五感を使い子ども達なりに色々な事を感じた事はとても貴重な良い経験となりました。夕方2歳児のSくんが「羊さんにまた会いたいね!!」と話してくれ、楽しく過ごせた事が伝わってきて嬉しくなりました。この経験を明日からの保育に生かしていきたいと思います。
2012年06月15日(金) No.726 (保育日記)

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