Diary

ご報告


先月22日の地方紙等で、福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染で、環境省が汚染状況重点調査地域に指定されていた宮城県大河原町の実施計画案を県内で初めて承認した。というニュースを多くの方がご覧になったり耳にしたりしたかと思います。町の実施計画によると、除染を行うのは大河原南小と主に町南東部に位置する公園10カ所の計11カ所で、いずれも2、3月に行った調査で空間放射線量が毎時0.23〜0.28マイクロシーベルトで、除染実施基準となる0.23マイクロシーベルト以上の所とのことですが、新園舎での保育初日、そして今日と園庭の中央部分の計測を行ったところ、除線の対象となる数値からずっと低い、平均0.06マイクロシーベルトという値でした。
この数値は園舎の工事に伴い地面を掘ったり、完成時には園庭に砂を入れてもらったとことが、良かったのかと思います。工事前にも何度か測定した時も特別な値だったことはないので、大きな心配はしていなかったものの、実際に数値を見てホッとしました。
 とはいっても原発事故が収束したわけでなく、第4号機建屋の耐震安全性については耐震余裕があることを専門家が語っていますが、絶対に安全と言い切ることができるとは思いません。とにかく、今後も毎日園庭の線量値を測定し、子ども達の健康・安全を守っていけるようにしたいと思います。
2012年06月04日(月) No.713 (園長日記)

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