保育日記

お弁当だから！？

今週は給食室の準備のため保護者の皆様にはお弁当を作って頂くというお仕事を増やしてしまうこととなり、大変申し訳なく思っています。しかし、子ども達はお弁当作りをしてくれる側の煩わしなど知る由もなく「園長先生、今日のお弁当に○○入ってるんだあ」と教えてくれたり「園長先生、今日一緒にお弁当食べてもいいよ」と誘ってくれたりする子ども達がいます。こんな風にお弁当に誘ってくれるなんてとても嬉しい魅力的なことなのですが、残念ながら来客があったり電話が入ったり、新園舎にいなければならない用件があったりで、子ども達の誘いに応えることが出来ず申し訳ない思いであり、誘いに応えられないことが心に堪（こたえ）えます。ところが、先生達は子ども達の心の内をしっかり知っていて、お天気が良かったこともあり、不動園舎でも第一園舎でも園庭にゴザやシートを広げ、遠足やピクニックを楽しむかのように外でお弁当を食べるクラスがありました。これは給食では味わう事の出来ないことであり、お弁当だから出来る、お弁当ならではの醍醐味といえるのかもしれません(^^)。そして、こんな楽しい経験が子ども達の記憶に残ることになり、また、時には苦手な食べ物を食べることができるようになるきっかけだったりするものです。朝の出勤前の忙しい時間にお弁当を作るのはとても大変かと思いますが、子ども達の喜ぶ姿、楽しそうな様子を思い浮かべながら数日間お弁当作りをして頂けたならば幸いです。
　さて、夕方には新園舎での生活を始めるにあたって送迎の方法を伝えさせて頂くとともに、園舎をご覧頂く時間を作らせて頂きました。仕事の都合で出席出来なかった方もいらっしゃいましたが、多くの方々にいらして頂き説明をお聞きいただけたこと、園舎内をご覧いただけたことはとてもよかったと思います。ただ、実際に保育を始めてみると予想外のことも起こるかと思います。そんなことを予測し、そんな中でも子ども達が喜んで過ごし、保護者の皆さんが安心して仕事に出掛けられるように保育をしたいと思いますので、ご理解・ご協力をお願い致します。

2012年05月29日（火） No.709 (園長日記)

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