Diary

季節を感じるもの


この5月にピッタリな俳句といえば「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」ということになるでしょうか。個人的なことになりますが、スギ花粉に悩まされることから開放され、梅雨を迎える前で湿度の少ない過ごしやすい日が多い5月は外遊びにはもってこいで大好きな季節です。そんな中、今日は子ども達とこれまで過ごしてきた園舎とのお別れ会を行い、礼拝を守り、その後これまでお世話になった(御迷惑をお掛けした)近所の方々にお礼のメッセージカードを届けに出掛けました。第一園舎の園庭を取り囲むフェンスや門の前には子ども達が先生たちと作った「これまでありがとう」とか「おひっこしします」といったメッセージが書かれた大小様々な看板が飾られているため、園の前を通り過ぎる方が足をとめて看板をご覧になって下さっています。いよいよ来週の今日は新園舎で生活することとなりますが、新天地でも地域に根ざし、地域の方々に守って頂きながら子ども達と共に歴史を刻んでいきたいと思います。
 ところで、前記の俳句でも季節を感じることが出来ますが、僕がこの梅雨前の季節を実感するのが、どんぐりや栗の花の香りがしてきた時です。そして、その匂いを感じると、またこの季節がきたなあ!と思わされます。そして今日、仕事を終え仙台駅から自宅までの帰宅路の徒歩15分間でどんぐりの花の香りを感じました。今朝は香っていなかったということは午後から降り出した雨によって開花したのでしょうか。決していい香りとは思えないのですが、この匂いが嫌いではないのはなぜなのでしょう。でもこの香りがしたということは、間もなく梅雨の季節だということ。そう考えると憂鬱になります。ですからお天気のいい日は思い切り外で遊びたいものです(^o^)
2012年05月25日(金) No.706 (園長日記)

No. PASS