Diary

責任


今週は第一園舎・不動園舎どちらの園舎でもヒヤリ・ハットがあり、自分たちの仕事の重大さを思い知らされるとともに、ヒヤリ・ハットが起きてしまった時にしっかりとした説明が出来なければならないこと(説明責任)を再確認することとなりました。例年新年度のこの時季は子どもたちも先生たちも落ち着きなく過ごしていることもあり、なおさらヒヤリ・ハットが起きてしまいがちです。
 随分前にも書いたかも知れませんが、ハインリッヒの法則では「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には、29件の「軽傷」を伴う災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が起きていたことになるといいます。
 保育園においても重大事故(事件)が起きるには、その前に必ず何かきっかけがあるものです。また、子ども同士の喧嘩にしても突然起きるのではなく、何かしらの原因(きっかけ)があるのです。その原因(きっかけ)が何なのかを知る・予測することはもちろん、トラブルの元となるものを出来るだけ摘み取っておくことが求められます。ところがそんな当たり前のことすらまだまだ出来ていないことが多く、施設長としての自分の力量の無さと責任の重さを痛感しているところです。そこで、大きな事故に繋がる前に職員一同が今一度自分の仕事を見直し子どもたちの前に立ちたいと思います。
2012年04月12日(木) No.672 (園長日記)

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