Diary

「えんちょうせんせいあそぼう!」


新年度初めての一週間が過ぎようとしています。不安で泣きながら登園している新入園の子ども達が徐々に環境に慣れ、涙を流すことなく過ごせるようになって欲しいとの願いから先生たちは抱っこをしたり、おんぶをしたり一生懸命です。僕はまだまだ子どもたちの名前を覚えるまでには時間がかかることと思いますが「えんちょうせんせいあそぼう!」と声をかけられた際、一日も早く「いいよ!○○くん○○ちゃん」と名前で応えてあげられるようにならなければ…(>_<)。一方、進級児は一つ大きくなったという喜びと自信が行動・表情から伝わってきます。
 特に昨年度まで公立保育所で過ごしていた子ども達は一新したクラス名を覚えてくれたようで、改めてその順応性に驚かされます。また、たった一週間しか経っていないのに、「えんちょうせんせいあそぼう!」とか「この木に登ってみて」と声をかけてくれる子どもがいることが嬉しく思います。そして、完全給食になったことが子ども達にとって大きな喜びらしく、給食のサンプルを一緒に見ながら「今日の給食でなにが美味しかった?」と聞くとMちゃんが「これ!」と指さしたのはなんと“ごはん”でした。調理する側からすると微妙な答えかも知れませんが、温かいごはんがそれだけインパクトがあったのでしょう。なにはともあれ、多くの子どもたちが「保育園楽しいから早く行きたい」とか「今日は○○して遊ぼう」と言ってくれることを祈りながら過ごして行きたいと思います。
2012年04月06日(金) No.666 (園長日記)

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