Diary

Auf Wiedersehen!


「Auf Wiedersehen」このドイツ語をバラバラにしてみると「Auf」は「…を祈って」「Wieder」は「もう一度」「sehen」は「見る」といった意味になるのでしょうから、日本語では「さようなら」とか「またい会いましょう」という言葉になります。正に今日はこの言葉がピッタリの一日となりました。これまで保育園で過ごしてきた5歳児の子ども達の多くが、担任のM先生との「Auf Wiedersehen」であり、数年間一緒に過ごしてきた友達との「Auf Wiedersehen」でもありました。しかし、今日の春の暖かさが感傷的になるような雰囲気を作る暇(いとま)を与えず(クラスでは感傷的な時間があったのかも知れませんが)、それどころか、いつもと変わる事なく缶蹴りをしたり、サッカーをしたり出来る環境を与えてくれました。特に印象的だったのが缶蹴りの時、Nちゃんが服が汚れることなど全く気にせず、卒園記念の家の基礎と平行に寝そべり(まるで魚市場のマグロのように)必死に隠れる姿は狭い園庭だからこその必殺技!?なのだろうし、子どもながらに色々工夫した結果なのだろうと感心させられました。小学校では休み時間は限られているのでこんな風に遊ぶことも少なくなるでしょうが、いつも一緒に遊んでいたH君と一緒に今後も仲良く過ごして欲しいと思いました。出来ることならば、十数年後、NちゃんとH君が結婚なんていうニュースが聞かれるその日を楽しみにしたいと思います。これまで保育園の運営にご理解・ご協力を頂いた5歳児クラスの保護者の皆様、そして、来年度も保育園にお子さんを預けて下さる保護者の皆様ありがとうございました。「Auf Wiedersehen!!!」
2012年03月30日(金) No.660 (園長日記)

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