Diary

Countdown


2012年3月31日をもって、5歳児は本当に保育園とお別れになります。そこで、昨日から給食を食べる時間を何とか作り、一緒に給食を食べさせてもらっています。本当であれば5歳児クラスに限らず年間通して子ども達と一緒に給食を食べることが出来れば子ども達の食事の様子や好き嫌いも分かるのでそれが理想なのですが、今年度は特になかなか時間が確保出来なかったこともあり年度末の僅かな時間だけとなってしまいました。そんな僅かな時間の中で改めて驚いたこと、それは先ず、とにかくよく食べるようになったこと。その次に、当たり前ですが、数年前とは比較にならないほど、こぼさなくなったことでしょうか。その他にも箸使いが上手になり、片付けも上手になっていました。そんな風に保育園ではとても立派に成長した子ども達も、当然のことながら数週間後には小学校では一番年齢の低いクラスとなります。入学したばかりは緊張や不安で、ここ数日のような食事風景は見られないでしょうが、喜んで就学してくれることを願いたいと思います。
 さて、もう一つ2012年3月31日をもって終了するもの、それは東日本大震災の影響で延期になっていた宮城・福島・岩手の地上アナログ放送です。以前は盛んに地デジ化に向けて流れていたCMも殆ど見られなくなりましたが、いよいよ後2日で完全デジタル化となる訳です。数日前、5歳児クラスのAちゃんが「園長先生、あのね、うちのテレビ地デジに変わったんだよ!」と教えてくれましたが、文明が進歩すると良き文化が失われることもしばしばあるように感じます。しかし、この全国の地デジ化が良き影響を与えてくれることを信じたいと思います。
2012年03月29日(木) No.659 (園長日記)

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