Diary

絶景!!


週に一度は新園舎の建設現場に足を運ぶようにしているのですが、完成が近付くに連れ嬉しくなる一方、「せっかくの立派なこの梁(はり)が天井に隠れてしまうのは勿体ないなあ」とか「今の園に比べようがないほど広いけど、掃除や管理は大変だなあ」と思ったりする事もあります。
 そんな現場に今日も行かなければならない用件があり風の吹く中、出掛けたのですが、今日は建物の中ではなく、なんと、屋根の上に上り暖炉(薪ストーブ)の煙突がどのように仕上がられるか確認することができました。狭い足場の階段を上り屋根の上に出て建物の広さと高さを実感すると共に、蔵王の山並はもとより、大河原町内が一望できたことに「今だから出来ることであり、特権だなあ」とニヤニヤしてしまいました。
 保育の現場でも子どもが何かに取り組む場合、それが失敗しようともプロセスを大切にする様に、建物が完成に至るまでのプロセスを見ていることはとても重要であり、かつ楽しいものであることを感じました。時間は誰も止める事ができません。だからこそ、子育てのお手伝いに関わらせて頂いている我々保育者は、お預りさせてもらっている子ども達一人ひとりの成長のために今何をしなければならないか再度考えながら残り少ない今年度の生活を送って行きたいと思います。子ども達の成長も絶景であることを目指して。
2012年03月21日(水) No.652 (園長日記)

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