Diary

驚き


いつものようにゴミを捨てるために借りたトラックを社会福祉協議会に戻しに行った時、見覚えのあるご年配の方が何かを書いている後姿が目に入りました。「もしや?」と思っていたら社協の方が「先生、ハ○ヨさんいらしてますよ!」といってその方に目を向けてくださいました。そうです、この方こそ以前子ども達、そして職員のために一生懸命にペットボトルカバーをお作り下さったSさんなのです。そこで、「こんにちは!保育園の園長です。」とお声をかけると「あら〜!この前は☆組のみなさんいらして下さったのに留守にしていて申し訳ありませんでした。子ども達はあのプレゼント(ペットボトルカバー)喜んでくれましたか?」とおっしゃるので「はい!とても喜んでいました。」とお返事を返すと「いやあ〜!私もうれしいです」とニコニコ笑って下さいました。そこで、「今度また、歌を歌いにお邪魔しますので、お元気で!」とご挨拶をして園に戻りましたが、最近漢字や言葉が直ぐに出てこない事がある僕に比べ、94歳にして直ぐに「☆組のみなさん」という言葉が出るその記憶力の良さに正直驚きでした。これは勝手な思い込みですが、年配になると記憶力が衰え、とっさに何かを思い出す事が難しくなることもあるでしょう。ところが大正産まれのSさんは94歳というお歳を感じさせないほどなのです。これはもしかすると手先を使い編物をしたり、またスイミングに通ったりしている事が影響しているのかも知れません。何はともあれ、Sさんの脳の中でシナプスとニューロンがどのように働いているのか覗いてみたいと思う出来事でした。
 ところで、驚きといえば今日の帰りの電車の中での出来事です。大河原駅から幾つか過ぎた駅から銀行マン風の男性ニ名と、その同僚(先輩風)と思われる女性二人が乗車して来ました。そして、僕とC先生の向かいに腰掛ました。その男性の一人、特に男前の男性が誰かに似ているなあと思いあれこれ考えてみたところ、今年楽天イーグルスからシアトルマリナ−ズに移った岩○投手に似ているのです。その事をC先生に話すと「本当ですね!(^^)○隈に似てます」とニヤニヤ。そして、その声が今にもお向かいに座っている岩○さんに聞こえそうなボリューム(>_<)。これには94歳のSさんの記憶と違った意味で驚きでした(T_T)。残念なことにこの○隈さん達はC先生が下車する駅ではなくN駅で下車していきましたが、いつかまた同じ車両になる事が楽しみです^/^。
2012年03月13日(火) No.646 (園長日記)

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