Diary

雪の降る町を!?


今朝のことです。5歳児クラスのS君が、「園長先生、今日で2月おしまいだよね?」と聞いてきたので「うん!そうだよ。でも、来年の2月は28日までしかないから、一日早く3月になるんだよ!」と話したのですが、当然のことながらS君にそんな嘘のようなことを言ってもすぐに理解するはずもなく「○×※△☆・・・えっ本当!?」と半信半疑といった反応。ところがしばらくして同じクラスのR君が全く別なタイミングで「園長先生、今日29日だから明日から3月だよね」と話しかけてくれたのです。もしかすると、毎日シールを貼っているシール帳にシールを貼るところが無くなったことで子どもたちは月末であることをに付いているのかもしれません。そんな月末に気付くまで成長した5歳児クラスの子どもたちとの約束通り、新園舎の現場まで廃材を貰いに散歩に出掛けました。ところが、ちょうど出発する頃になって雪が降り出し・・・(^^;)寒いの何の。しかし、昨日から楽しみにしていた子ども達は目を輝かせ出かけることに意欲満々。先日3歳児の子ども達と歩いたときも随分上手に歩けるようになったと感じていたのですが、やはり就学を間近にした子ども達の足取りは大人と遜色ないほどで、現場まであっと言う間に到着し本当に驚きでした。
 さて、現場では今日も現場監督のKさんが子ども達を待っていて下さり、工事の様子を見せて下さいました。すると何人かの子ども達がクレーンで荷物を吊り上げる作業を見て、「うわあ〜っブリオみたい!」と大喜び。まさか現場で卒園記念で頂いた玩具につながるとは・・・。でも、こうして実際の作業音や雰囲気を感じることで更に遊びの幅に広がりが出ることでしょう。あれこれ工事の様子を見せて頂いた後、本来の目的である廃材を頂くこととなったのですが、子ども達は廃材欲しさにKさんに群がり大騒ぎ。普段屈強な職人さんを相手にしているであろうKさんも子ども達を相手にするとタジタジといった感じでした。頂いた宝物(廃材)を手にした子ども達は、「これピザみたい」とか「ハンドルみたい」とニコニコ。しかし、降り続く雪と一向に上がらない気温に遂に「寒い」「早く保育園に帰ろう」「袋が破けた」という悲鳴に似た声が響いてきました。さて、この廃材どのように変身するのかとても楽しみです。最後に、裏話を暴露することになりますが、保育園に戻りM先生と笑ってこんなことを話しました。「何故、今日こんなに寒いんだろうね。明日は温かくなるようだから、明日でも良かったね!?」と。
2012年02月29日(水) No.634 (園長日記)

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